科目名 人工知能
科目名(英) ARTIFICIAL INTELLIGENCE
サブタイトル 人工知能という研究分野を概観し、コンピュータに人間の知的作業を行なわせることの問題点を明らかにする。
担当者氏名 安西 祐一郎, 斎藤 博昭
授業内容 人工知能は、思考、および行動の面で、人間に迫る能力を示す機械の実現を目指す学問である。人工知能の研究は、コンピュータの出現と同時に始まったといってもよい。今日のディジタル・コンピュータの理論的基礎を築いたアラン・チーリングも、人工知能研究を始めた一人でもある。彼の名はチューリングテストで有名であるが、彼自身、コンピュータソフトウェアによって人間と同じように学習する機械の研究に着手していたことが知られている。その後、チェッカーやチェス、将棋などのゲームを行うプログラムが開発された。人工知能は、当初の予想を越えて、困難な課題であることが分かってきた。記号的アプローチ、およびそれに代わるニューラルネットワークに基づくアプローチが精力的に研究されたが、未だに人工知能は実現していない。しかし、人工知能研究は計算機科学研究の牽引車であったし、これからもその役割は変わらないであろう。本講義では、人工知能研究の基本的な考え方を提示するとともに、その応用、さらには、認知科学や脳科学との接点などについても紹介する。なお、人工知能は広範囲にわたる学問分野なため、トピックによっては外来の講師を招いて講演していただくことを計画している。
教科書
特定の教科書は使用しません。
参考書
S. Russel, P. Norvig著、古川康一監訳、エージェントアプローチ人工知能、共立出版、1995
授業計画
1.人工知能論概要
2.探索、知識表現
3.文法と言語
4.エージェント、プランニング
5.機械学習
6.人工知能の応用
学生へのメッセージ
評価方法 レポートおよび試験に基づいて評価する。
質問・相談 電子メールで随時受け付けます(hxs@ics.keio.ac.jp)。
開講学期 秋学期
単位 2単位