慶應義塾大学理工学部 情報工学科

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山中教授が新浪剛史さんにインタビューを行いました

新浪剛史さん(サントリーホールディングス(株)代表取締役社長(就任予定) 元(株)ローソン 代表取締役社長兼CEO 元ローソン社長)に、山中先生がインタビューを行いました。「真に社会が求める革新的産官学連携の姿」として、約30分間のインタビューとなりました。
新浪さんの主張は、慶應経済を出た後、ハーバード大学でMBAを取得した経験に基づき、日本の大学の良い所悪い所を鋭く指摘しています。その中で、社会はCTO(chief technology officer)を求めており、それは、真に技術に精通していると同時に、社会システムや制度、政策に目を向け、マーケットを自ら作れる人材であると言っています。また、技術をやるときは、そのアプリケーションを強く意識するようにと示唆され、このことは、福澤先生の言う「活用なき学問は無学に等しい」に通じるものがあります。
新浪さんは、オリジナリティの高い、ブレークスルーをねらった研究をむしろすべきで、その結果何ができるか、アプリケーションを実現するには、あと何が足りないかを強くモティベートすべきだと言及され、そのために「やりたいこと」ではなく「やらねばならないこと」を技術者は取り組むべきだと…
ダイジェスト版は Web  http://www.kll.keio.ac.jp/ktm/ テクノモールのインタビュー、またフル講演は、テクノモールで放送される予定である。